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すいパラ~ヒットポップス編
総合難易度(レベル)
編曲者 | 篠崎 秀樹(シノザキ ヒデキ) |
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作曲者 | 中田ヤスタカ |
楽曲解説 | 女性3人組テクノ・ポップ・ユニットPerfumeの、メジャー5枚目(通算10作目)のシングル曲(2007年)。公共広告機構(現ACジャパン)のCMキャンペーン・ソングとして使用されて、Perfumeが国民的ブレイクを果たした楽曲としても有名です。そもそも彼女たちは2000年から広島で活動していたインディ・アイドルで、通算3作目のシングル「スウィートドーナッツ」で中田ヤスタカ氏を起用した2003年以降から徐々に活躍の場を広げていきました。今や紅白歌合戦出場アーティストです。2011年映画「カーズ2」で世界進出を果たしています。 |
総合難易度(レベル) | ![]() |
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TP最高音 | A♭ |
ソロ | 1st Alto Saxophone in E♭(難易度: ![]() ![]() |
鍵盤打楽器 | Vibraphone (Marimba)※( )内の楽器は省略可 |
使用パーカッション | Tambourine、Cowbells、Vibra Slap、Wind Chime、Suspended Cymbal |
構成 | Piccolo×1、1st & 2nd Flutes×2、(Oboe×1)、1st & 2nd &3rd Clarinets in B♭×3、 Bass Clarinet in B♭×1、1st Alto Saxophone in E♭×1、2nd Alto Saxophone in E♭×1、 1st Tenor Saxophone in B♭×1、2nd Tenor Saxophone in B♭×1、Baritone Saxophone in E♭×1、 1st Trumpet in B♭×1、2nd Trumpet in B♭×1、3rd Trumpet in B♭×1、4th Trumpet in B♭×1、 1st & 2nd Horns in F×2、3rd & 4th Horns in F×2、1st Trombone×1、2nd Trombone×1、 3rd Trombone×1、4th Trombone×1、Euphonium×1、Tuba in C×1 、(Piano×1)、 Electric Bass×1、 Drums×1、Latin Percussion×5、Chromatic Percussion ×1 ※( )内の楽器は省略可 |
演奏にあたって [アレンジャーより] |
16ビートのファンキーなイントロから始まります。この部分は後半のソロの部分にまた出て来ます。サウンドも原曲よりジャジーにUpper Structure Triadという少し難しいハーモニーを使っていますので、各一人一人の音程は正しく演奏する様に心がけて下さい。この曲の原曲は機械的なものになっていて人間が演奏するには不条理なので、原曲のイメージを壊さない様にした上で皆さんが演奏しやすくなるように少しリズムは変えています。とは言っても曲名の通りポリリズムなので、パート毎に拍子が違ったりして難しい曲です。他のパートにつられない様に パーカッションを聴きながら間違えない様に演奏しましょう。アドリブソロ部分はアルトサックスとトロンボーンのソロをフィチャーしてファンキーな感じになっています。書いてあるソロでも良いし、アドリブでも構いません。リズムに乗って熱い演奏をして下さい。ソロが終わったら、トロンボーンとクラリネットのアンサンブルの冒頭のテーマに戻ります。また、ポリリズムの部分があってエンディングです。パート練習をしっかりやって、この曲のリズムに慣れる事が第一です。皆の演奏が噛み合って来たら最高に楽しい曲だと思います。(篠崎秀樹) |
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リズムセクションの ポイント [プロデューサーより] |
ドラムスは、BD(キック)を正確に入れてベースとビートを合わせられるよう練習しましょう。バンド全体のボリュームコントロールをドラマーがリードするようにして、また、格好良い16ビートが刻めるよう練習してください。(奥田英人) |
アレンジャープロフィール
篠崎秀樹(しのざきひでき)
早稲田大学教育学部理学科数学専修にて、統計学と情報処理を専攻する傍ら、早大ハイソサエティOrch.でサックス・プ レーヤーとして活躍。サックスを大友義雄氏に師事。在学中にジョージ川口とスーパーバンドに入り、プロデビュー。その後有名ジャズ・バンドを幾つか経て、 1985年にスウィート・ファンタジア・シンフォニック・ジャズ・オーケストラを結成。クラウンレコードよりリーダー・アルバム『ムーン・ラブ』『ハッ ピー・トーク』をリリース。又、作編曲を北川祐氏に師事。ジャズのみならず、劇団「テアトルエコー」にて熊倉一雄主演のミュージカルの作曲を何本も手がけ たり、オリジナル童謡を天地総子の唄でリリースしたりと、幅広い活動をし、ジャズでは1985年のG.ガーシュインを特集したコンサートでの編曲がスイ ングジャーナル誌において絶賛された。現在は、CM音楽やドラマの音楽制作等、劇音楽を中心とした作編曲家としてとして活動している。最近の主な作品に、ヘラルド映画 『11匹のネコとあほうどり』、ラジオドラマ『インディゴ・キャット』『マディソン郡の橋』等がある。日本音楽家ユニオン会員、日本音楽家協会会員、日本 音楽著作権協会会員。日本ビッグバンド振興会常任理事。オフィス・ファンタジア代表取締役。スウィート・ファンタジア・シンフォニック・ジャズ・オーケストラ主宰。