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すいパラ~ヒットポップス編
総合難易度(レベル)
編曲者 | 前田 憲男(マエダ ノリオ) |
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作曲者 | Stefani Germanotta, Nadir Khayat |
楽曲解説 | 2008年のデビュー以来(日本デビュー2009年)、世界的なアーティストとしてトップをひた走るレディー・ガガの、セカンド・シングルにして大ヒット・ソング。前シングル「ジャスト・ダンス」に続く2曲連続の全米ナンバー・ワン・ヒット(2009年)で、欧州を中心に世界各国でも1位を記録、本格的な"ガガ旋風"の大きな取っ掛りとなった記念碑的作品でもありました。ガガとタッグを組んだプロデューサー、レッドワンは、今や押しも押されぬヒット・メイカーとして、ポップ・シーンに君臨しています。 |
総合難易度(レベル) | ![]() |
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TP最高音 | A♭ |
ソロ | 1st Alto Saxophone in E♭(難易度: ![]() |
鍵盤打楽器 | Vibraphone (Marimba)※( )内の楽器は省略可 |
使用パーカッション | Tambourine、Cowbells、Congas |
構成 | Piccolo×1、1st 2nd Flutes×2、(Oboe×1)、1st 2nd 3rd Clarinets in B♭×3、 Bass Clarinet in B♭×1、1st Alto Saxophone in E♭×1、2nd Alto Saxophone in E♭×1、 1st Tenor Saxophone in B♭×1、2nd Tenor Saxophone in B♭×1、Baritone Saxophone in E♭×1、 1st Trumpet in B♭×1、2nd Trumpet in B♭×1、3rd Trumpet in B♭×1、4th Trumpet in B♭×1、 1st 2nd Horns in F×2、3rd 4th Horns in F×2、1st Trombone×1、2nd Trombone×1、 3rd Trombone×1、4th Trombone×1、Euphonium×1、Tuba in C×1 、(Piano×1)、 Electric Bass×1、 Drums×1、Latin Percussion×3、Chromatic Percussion ×1 ※( )内の楽器は省略可 |
演奏にあたって [アレンジャーより] |
この曲は、レディ・ガガの最もコンテンポラリーなナンバーをスウィングブラスサウンドで表現するとこうなるという手本です。変拍子を駆使し、原曲の打ち込みのリズムを木管等で忠実に表現していますので、小難しく感じるかもしれませんが、きっちり演奏してください。ポイントは、変拍子のところでホーンセクションとリズムが崩れないこと。また、後半の8ビートはダンスミュージックですので軽快にリズムに乗って演奏しましょう。 シンコペーションが随所に出てきますがマスタービートに乗って、縦のラインを合わせてグルーブ感を作り出しましょう。変拍子も多く、合わせるのはなかなか大変ですが、まずは、自分たちが演奏していて楽しいサウンドに仕上げましょう。 (前田憲男) |
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リズムセクションの ポイント [プロデューサーより] |
変拍子のリズムチェンジに注意、マスターリズムの8ビートになったら勢いよく演奏しましょう。 ドラムはBD(キック)を正確に。ベースと正確に合うまで練習してください。 (奥田英人) |
アレンジャープロフィール
前田憲男(まえだのりお)
幼少の頃より父親から読譜を学び、以後、独学でピアノを習得。高校卒業と同時に関西のライヴでプロ入りをする。1955年に上京。沢田俊吾とダブルビーツを経て、1957年から名門ウエストライナーズに在籍する。 この頃からピアニストとしての評価は大変なものであったが、徐々にアレンジャーとしての才能を発揮し、国内のジャズ、ポピュラー・シンガーのステージ、レ コーディング、TV番組等の幅広い分野で活躍する。1975年からNTV番組にレギュラー出演し、大橋巨泉とユニークなトークを展開、人気を博す。1977年からTBS「サウンドインS」の音楽監督を始めとし、テレビ東京「ポップス倶楽部」、フジTV「ミュージックフェア」、NHK「ザッツ・ミュージック」、テレビ朝日「題名のない音楽会」等の音楽を担当し、今日に至るまで第一線で活躍中である。1980年、日本最高のジャズメンを集めたウインドブレイカーズを結成。このビッグコンボは、結成来不動のメンバーで、今年22周年を迎え、そのライヴ・スポットでの人気は、22年連続超満員の記録を、目下更新中である。1981年、東京音楽祭「最優秀編曲賞」受賞。1983年、レコード大賞「最優秀編曲賞」受賞。ジャズ界の最高位に価する「南里文雄賞」受賞。この22年間のあいだ、ジャズ専門誌スイングジャーナルの編曲部門でポール・ウィナーに選ばれ、その高度な音楽理論に裏打ちされた作品・編曲をわが国が 世界に誇れる、最高峰のミュージシャンである。 近年は、多岐にわたる編曲活動の傍ら、その間隙をぬって上記のウインドブレイカーズ、自己のトリオ、前田憲男・羽田健太郎・佐藤允彦の三人による「トリプ ルピアノ」等の演奏活動の他、Bunkamuraオーチャードホールにて、1989年より1999年まで毎年、東京フィルハーモニーオーケストラを指揮す る「TOPS」として独自のシンフォニック・ポップスコンサートを展開し、内外の高い評価を得た。